雨漏りについて【番外編】初期症状を見逃さないために 早めの対策と定期点検が鍵!
2024.10.18 (Fri) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市の屋根リフォーム・屋根工事・雨漏り専門店の名倉ルーフです!
雨漏り編が続いていますが、今回は軒天編の前にちょっと番外編です。
みなさま、そもそも「雨漏り」と聞いてどのようなイメージをお持ちですか?
昭和世代の方であれば、ドリフのコントで見た雨漏りのシーンを思い出すかもしれません。最初はポツポツと水が落ちる程度だったのが、最後にはザーザーと雨が降り注ぎ、みんなが傘をさして夕食を囲む…そんなコミカルな場面が印象的でした。
ドリフを知らない現代の子どもたちはどうでしょうか。私の小学生の息子に聞いてみると、教室でよく雨漏りが起きるそうで、バケツが頻繁に登場するそうです。これも立派な雨漏りの一例ですね。
しかし、実際には、天井から雨がポタポタと落ちてくるような雨漏りの状態は、すでに「末期症状」と言えるものです。それ以前に、もっと軽微な雨漏りの初期症状が現れていることが多いのです。たとえば、天井にできるシミや壁の色ムラも、雨漏りのサインかもしれません。
雨漏りの初期症状を見逃さないで!
雨漏りの初期症状を見逃して放置してしまうと、雨水が建物内部に侵入し、特に木造部分を腐らせたり、構造全体の湿度を上げたりする原因になります。その結果、カビの発生やシロアリの被害といった二次的な問題が起こる可能性も高まります。
もし、天井や壁にシミを見つけたら、できるだけ早く専門の業者に相談することをおすすめします。ご自身で原因を探ろうとしたり、修理を試みたりするのは避けてください。高所での作業は危険なだけでなく、屋根の構造や雨漏りのメカニズムについての知識がないと、状況を悪化させる可能性もあります。
雨漏りの原因はさまざま!専門家の判断が重要
先日のブログでもご紹介しましたが、雨漏りの原因を特定することが、早期対策には欠かせません。たとえば、瓦屋根やセメント瓦の場合、以下のような問題が雨漏りの原因となることがあります。
瓦の割れやヒビ、瓦のズレ、漆喰の劣化、コーキング(目地材)の劣化、谷樋(屋根の接合部分)の穴あき
これ以外にも、ベランダの防水層の劣化や雨どいの詰まりなど、原因は多岐にわたります。雨漏りの原因は建物ごとに異なるため、専門の業者による詳細な調査が必要です。場合によっては、屋根に水をまいて実際に漏れを確認する「散水試験」を行うこともあります。
知識や経験が不足している業者に依頼すると、原因が特定できずに誤った修理を行ってしまい、結果的に修理費用がかさんでしまうことも少なくありません。信頼できる専門家に相談することが重要です。
雨漏りは予防が一番!定期点検を忘れずに
天井や壁にシミを見つけたら、ポタポタと水が落ちる前にすぐにご連絡ください!
屋根から水が滴り落ちるだけが雨漏りではないということをご理解いただきたいと思います。
そして、もっとも重要なのは、雨漏りが発生する前に定期点検を受けることです。雨漏りは適切な点検とメンテナンスで予防できます。定期的な点検でお住まいをしっかり守りましょう。
雨漏りの兆候を見逃さず、早めの対処と定期点検で、住まいをいつまでも安心して暮らせる場所に保ちましょう
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