屋根に草が！ 漫画ではありませんよ！
2025.07.13 (Sun) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市・磐田市 屋根リフォーム・雨漏り・防災専門店の名倉ルーフです！
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
最近、「屋根に草が生えてるんだけど、これって大丈夫なの？」というご相談をいただきました。パッと見たときには笑ってしまうような光景かもしれませんが、実はこれは深刻な屋根トラブルのサイン。
今回は草やコケが生えてしまった屋根の危険性や、そのまま放置すると起きる被害、そして早めのリフォームがなぜ重要なのかを解説します。
この記事を読むと、以下のようなことが分かります。
・屋根に草やコケが生える原因
・放置するリスク
・適切な屋根リフォームの方法
・磐田市・浜松市で信頼できる屋根リフォーム業者の選び方
屋根塗装・外壁塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください！
草の生えた屋根？見過ごしてはいけないサイン！
屋根に草が生えているのを見つけたら、「ちょっと面白いかも」と思ってしまうかもしれません。しかし、それは明らかに屋根に異常があるというサインです。
草が生える理由は「湿気」＋「放置」
屋根に草が生える主な原因は、雨水が適切に排水されず、湿気が長期間残ることです。さらに、落ち葉やほこりが溜まり、そこに鳥が運んだ種が発芽することで草が生える環境が整います。
特に築15年以上の住宅や、定期的なメンテナンスをしていない屋根に見られます。
私たち名倉ルーフでも、過去に「2階の窓から見たら屋根に草が生えてた」というお客様のご自宅を点検したところ、下地まで腐食が進んでいたケースもありました。
ツタの絡まる外壁は西欧風で素敵？その裏に潜む危険
一見すると、おしゃれな西欧の家のように見えるツタの絡まる外壁。しかし、日本の気候ではそれが問題を引き起こす原因になります。
美しさと引き換えの劣化リスク
ツタや蔦植物は、外壁や屋根に根を張りながら成長します。これが外壁のひび割れを助長し、外壁材の劣化を早める原因になります。また、ツタが原因で雨水が溜まりやすくなり、コケや草の発生にもつながります。
ヨーロッパの気候は乾燥しているため、外壁に植物が絡んでも日本ほどダメージが大きくありません。しかし、日本のような高温多湿の気候では一気に劣化が進みます。
ヨーロッパとは違う気候風土に注意！日本の屋根には合わない意匠も
湿気に強い素材選びが必要
日本では年間平均湿度が60〜80％と高く、カビやコケが繁殖しやすい環境にあります。ヨーロッパのように乾いた空気がベースの建材やデザインを取り入れると、劣化が早くなる恐れがあります。
特に瓦屋根は湿気に弱く、メンテナンスを怠ると目に見えない部分から傷み始めます。浜松市や磐田市のような海に近いエリアでは、潮風の影響もあり、金属部分のサビや腐食も早く進行します。
草までとは言わずとも…コケが！屋根のサインを見逃さないで
コケの発生は屋根リフォームのタイミング
最近では「Moss Garden」といってヨーロッパではコケ庭が人気なようです。
しかし、コケは屋根にとって「静かな破壊者」です。草よりも目立たないため放置されがちですが、実は屋根材の表面を破壊し、防水性能を低下させる非常に危険な存在です。
名倉ルーフでも、屋根点検時に最も多く見つかるのがこの「コケ被害」です。
築10年を過ぎたあたりから急増する傾向があり、特に北側の屋根に多く見られます。
写真で見ると「汚れてるだけ？」と思うかもしれませんが、指でこすると滑って落ちるレベルではなく、根を張って屋根材の隙間に入り込んでいる場合もあります。
まとめ
この記事では、「屋根に草が生える」「コケがびっしりと広がっている」といった、見過ごされがちなサインについてご紹介しました。
これらは見た目以上に重大な屋根の劣化であり、放置すればするほど修繕コストが高額になります。美観を損なうだけでなく、雨漏りや下地腐食といった深刻なトラブルの原因になるため、早めの点検・リフォームが大切です。
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