中古住宅 購入後に見つかった雨漏りは請求できる?
2025.09.12 (Fri) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市・磐田市 屋根リフォーム・雨漏り・防災専門店の名倉ルーフです!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
中古住宅問題に関する話題第二弾です。
中古住宅を購入したあとに「雨漏りが見つかってしまった…修理費用は誰が負担するの?」
と不安に思う方は多くいます。
屋根リフォームや雨漏り修理は高額になるケースもあり、購入後の保証範囲が分からず悩むお客様からのご相談が増えています。
前回に続いて今回は、「中古住宅購入後の雨漏りと修理費用の負担」「内見時に確認しておくべきポイント」「住宅販売会社と個人売買の違い」などを解説します。
さらに、実際に現場で対応した経験を交えながら、安心して中古住宅を選ぶためのコツをご紹介していきますね。
中古住宅購入後の雨漏りリスクや保証の有無、購入前に点検すべき重要箇所を正しく理解し
これから中古住宅を購入しようと考えている方、または購入後のメンテナンスに不安を感じている方に
役立つ情報をお伝えしようと思います。
屋根塗装・外壁塗装を検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください!
中古住宅購入後に雨漏り・修理費用負担するのはどこ?
中古住宅購入後に雨漏りが発覚した場合、多くの方が「売主に責任があるのか?」「買主が負担するのか?」と悩みますよね。
結論から言うと、住宅販売会社や仲介会社を通じて購入した場合は「契約不適合責任」により
売主や業者が修理費用を負担するケースがあります。
ただし、保証期間は短く、多くは引き渡しから3か月~1年程度です。
例えば、過去に弊社へ相談があったケースでは、購入して半年以内に天井から雨漏りが発生し、販売会社が修理費を全額負担しました。
一方で、個人間売買では保証がなく、買主がすべての修理費を支払う事例もあります。
中古住宅を購入する際には、個人間でも必ず契約書を交わし
「契約書に雨漏り保証が含まれているか」を必ず確認しましょう。
購入前に点検できる?
中古住宅を購入する前に屋根や外壁の点検は可能です。
特に雨漏りは目視では分かりにくいため、専門業者による点検を依頼することを強くおすすめします。
屋根リフォームの現場でよくあるのが「屋根材の劣化は外からは分からなかったが、屋根裏に水のシミが広がっていた」というケースです。
購入前に依頼していれば100万円単位の修理費を回避できた可能性があります。
購入前に「住宅診断(ホームインスペクション)」を受けて雨漏りのリスクを確認し、
発見された場合は購入を見送るか、引き渡し前に修理を依頼することが出来るので必ずしてください。
購入後に雨漏りが発覚した場合は、売主や保険の適用を確認し、まずは写真などで証拠を記録することが大切です。
内見時に見ておく箇所・聞いておくべき点は?
中古住宅を内見する際に、以下の箇所は必ず確認しましょう。
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天井や壁紙のシミ → 過去の雨漏り跡の可能性
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屋根裏 → 雨染みや木材の腐食
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雨樋の詰まりや破損 → 排水不良による雨漏り原因
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ベランダやバルコニー → 防水シートの劣化
また、不動産会社に「雨漏り歴の有無」「屋根リフォームの履歴」「点検記録」を確認することも重要です。
実際に弊社で相談いただいたお客様の中には、購入後に雨漏りが見つかり「事前に聞いていれば買わなかった」と後悔された方もいました。
どこから買うかが重要?住宅販売会社か、個人か?
中古住宅は「住宅販売会社経由」と「個人売買」で購入するケースがあります。
住宅販売会社を通じた場合は、点検済みで保証がつくことが多いのがメリットです。
一方、個人売買は価格が安いことが多いですが、保証がなくリスクが高い点に注意が必要です。
実際に浜松市内であったケースでは、個人売買で購入したお客様が、購入直後に屋根リフォームを余儀なくされ、修理費用が約150万円かかった事例がありました。保証がなかったため、すべて自己負担でした。
中古住宅リフォームを決断する時の重要点
中古住宅購入後にリフォームを決断する際は「修理すべき優先順位」を明確にすることが大切です。
特に屋根リフォームや防水工事は、後回しにすると雨漏り被害が広がり、柱や梁にまで影響を与えます。
例えば、屋根の補修を怠った結果、内部の木材が腐食してしまい、
最終的に300万円以上の大規模修繕が必要になった例もあります。
出来るだけ費用を抑えたいとお考えなら、早めのリフォーム決断が不可欠です。
中古住宅はメンテナンスが行き届いたうえで販売しているか確認を
中古住宅を購入する際は「売却前にメンテナンスが行われているか」を必ず確認することが重要です。
信頼できる住宅販売会社は、引き渡し前に屋根や外壁の点検を行い、必要に応じてリフォームを済ませてから販売しています。
そのような住宅は購入後のトラブルが少なく、安心して住み続けられます。
一方で、点検や補修が行われていない住宅は、雨漏りやシロアリ被害が潜んでいる可能性があります。
購入後の大きな出費を防ぐためにも、事前の確認は欠かせません。
まとめ
中古住宅購入後の雨漏りは、修理費用の負担先や保証の有無によって大きく状況が変わります。
購入前に点検を行い、内見時には必ず雨漏りの痕跡を確認しましょう。
また、住宅販売会社と個人売買の違いを理解し、保証がつく物件を選ぶことが安心につながります。
中古住宅を購入したあとは、屋根リフォームや防水工事を後回しにせず、早めに実施することが将来的な費用削減にもつながります。
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