みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市・磐田市　屋根リフォーム・雨漏り・防災専門店の名倉ルーフです！
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 

屋根リフォームや屋根修理は、唐突に必要に迫られることがあるかもしれません。

検討中に、必ず目にする「見積り」。

しかし多くの方が「見積書のどこを見るべき？」「この金額は妥当？」という疑問を持っていると思います。

そして必ず「え！そんなにするの⁉」と、金額にびっくりされることも多いでしょう。

弊社でも屋根リフォームの相談を受けるたびに、毎回同じ悩み・同じような反応をいただいています。

今回は
・なぜ見積りが必要なのか
・見積りが屋根工事で特に重要な理由
・見積書の正しい見方
・悪質業者に騙されないチェックポイント
を徹底的に見ていきましょう！

屋根リフォームの見積りの正しい知識を身につけて

屋根修理を検討する際に、安心して工事会社を選べるようにしましょう。

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なぜ見積りをするのか

 

屋根リフォームでは、実際に現場を見るまでは正確な工事内容が判断できません。

屋根材の劣化状態、下地の腐食、雨漏り箇所、勾配の強さなどは、屋根に上がらないと確認できないためです。

以前伺った浜松市のお客様の場合、外から見る限りでは瓦が数枚割れているだけのように見えました。

しかし屋根に上がって点検すると、下地の野地板が広範囲で湿気を吸い、踏むと沈むほど弱っていました。

見積りをしなければ、こうした「隠れた劣化」を見落とし、結果として再工事が必要になることもあります。

見積りは、
・家の現状を知るための診断書
・適正価格を知るための比較材料
・工事内容を理解するための説明書
という3つの役割があります。

どれが欠けても「安全な屋根工事」は実現しません。

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見積の重要性

 

屋根リフォームの見積りは、単なる金額表ではありません。

正しい見積書は、家の将来の安全と家計の安心を守るための大切な判断材料です。

● 見積りの重要性①：工事の質が決まる

見積書には、屋根材の種類、張り替え面積、下地補修の内容、釘の種類、防水シートのグレードなど

工事の品質に直結する情報が書かれています。

特に「防水シートのグレード」は屋根の寿命に大きく影響します。

例えば、耐久年数10年の防水シートと30年の防水シートでは、将来のメンテナンス費用が大きく変わります。

● 見積りの重要性②：費用の根拠がわかる

屋根修理では、工事金額が業者ごとに20〜40％ほど差が出ることがあります。

正しい見積書は、
・どの作業にいくらかかるのか
・材料の単価は適正か
・工事日数や人件費は妥当か
などの根拠を明確にします。

● 見積りの重要性③：悪質業者を避けられる

見積書が曖昧な業者ほど「追加費用」を請求する傾向があります。

相談を受けたお客様の中には、最初は120万円と言われたのに最終的に200万円請求された例もありました。

見積書の内容が細かいほど、後々のトラブルを避けられます。

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 見積書の見方

 

見積書を見るときは、以下の5つを必ずチェックしてください。

● 見積書のチェックポイント① 工事内容は細かく書かれているか

「屋根工事一式」
「補修工事一式」

と書かれている見積書は、悪質業者がよく使う表現です。

工事内容は細かく項目ごとに書かれているものが安心です。

● 見積書のチェックポイント② 坪単価は適正か

屋根リフォームの相場
・カバー工法：7,000～12,000円／㎡
・葺き替え工事：12,000～22,000円／㎡

極端に安い、または高い場合は要注意です。

（＊昨今の物価高－物流・資材価格の高騰・人件費など–により、こちらの金額より高額になってくる場合もあります）

● 見積書のチェックポイント③ 足場代が入っているか

足場代は30～60万円ほどかかります。

足場代が入っていない見積書は後で追加請求される恐れがあります。

● 見積書のチェックポイント④ 屋根材のメーカー名・商品名が明記されているか

屋根材によって耐久性に大きな差があります。

メーカー名と商品名が書かれている見積書のほうが信頼できます。

また屋根材についての詳しい説明が聞けたり実物見本などの提示があると、なおいいでしょう。

● 見積書のチェックポイント⑤ 保証内容が書かれているか

工事保証とメーカー保証の2種類が必要です。

特に屋根工事は風災・雨漏りのリスクが高いため保証は必須です。

● 見積書のチェックポイント⑥ 工事後のごみ処理費用が明記されているか（必要な場合）

古い瓦屋根の下には大量の土（粘土）が敷かれています。

瓦屋根の葺き替え工事をする際には、こちらの土の処分代（産業廃棄物処理費用）が掛かってきます。

このような処分費用が明記されていない場合は、残土を不法投棄している業者か

残土処理費用を追加請求される場合があります。

細かいことまできちんと明記し、事前に説明をする業者を選びましょう。

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 詐欺に合わないために

 

屋根リフォームでは、悪質業者による訪問販売や不当な料金請求が全国的に問題になっています。

浜松市や磐田市でも、相談件数は年々増加しています。

悪質業者の典型的な手口は以下の通りです。

● 詐欺① 「今すぐ修理しないと家が壊れる」と不安を煽る

急いで契約を迫る業者は避けてください。
本当に危険な状態なら、写真や動画を見せて説明できます。

● 詐欺② 「無料で屋根を点検します」と言いながら屋根材を割る

実際に瓦を割り、
「瓦が割れています。このままでは雨漏りします」
と契約を迫る悪質業者もいます。

● 詐欺③ 追加費用が次々と発生する

見積書が曖昧だと、

・下地が腐っていた
・予想以上に劣化していた

などの理由で最初の見積よりも請求額が2倍以上になるケースもあります。

追加工事が必要な場合は、お客様に必ず確認をしてから行うのが鉄則ですが

残念ながら非常識な業者も中には存在します。

被害を防ぐためには、

・地元で長く営業している会社を選ぶ
・施工実績が豊富な会社を選ぶ
・点検写真や動画を必ず見せてもらう

この3つが重要です。

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まとめ

 

屋根リフォームや屋根修理は、ずっと住み続ける家を守る大切な工事です。

単に金額が高い、安いだけの判断で工事を決めるのではなく

なぜ高くなっているのか？、どうしてこんなに安い工事内容なのか？

きちんと業者に説明を求め、ご自身で納得のいく選択をしていただきたいです。

そのためにも見積書は工事内容と費用の根拠を知るための重要な資料であり

悪質業者から身を守るための盾にもなります。

屋根修理を検討するときには、

・細かく書かれた見積書
・適正価格
・明確な保証

を確認することで、安全で安心な工事につながります。

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