艶あり・艶なし
2023.06.15 (Thu) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市の屋根リフォーム・屋根工事・雨漏り専門店の名倉ルーフです!
外壁塗装工事で塗料の色を決める際に
「艶あり」・「艶なし」
で迷われる方も多いのではないでしょうか?
艶ありと艶なしは見た目以外にも様々な違いがあります🎨
今回はそれぞれの特徴やメリットデメリットについて解説していきます
艶とは
艶とは平面や曲面に浮かぶ光の反射や光沢のことです
外壁塗装の”艶”は基本的に5段階あります
『艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶消し』
60度の角度から100%の光を当て、その反射率が何%かによって分けられます
5段階の艶すべて対応している塗料は限られるので選びたい場合はメーカーに確認しましょう
耐用年数の違い
基本的に塗料は「艶あり」の方が耐用年数が長いと言われています
基本的には1.5~3年程の違いがあるそうです
その理由は、
①塗膜の劣化原因となる汚れが付きにくい
艶があるということはその分表面が滑らかです
ザラザラより滑らかな方が表面に汚れが溜まりにくく、劣化原因が減り寿命も長くなります
②艶消し材は塗膜の性能を少し下げてしまう
もともと艶のある塗料はフラットベース(艶消し材)を混ぜて光沢を抑えています
フラットベースは表面に凸凹を付けることで光を乱反射させ艶を少なく見せています
表面が凸凹しているため汚れが溜まりやすく、またフラットベースを混ぜた塗料は本来の性能より低下するとも言われています
艶あり塗料
🚩メリット
・汚れが付きにくく耐用年数が長い
・塗料の種類が豊富
・新築時のような光沢感
🚩デメリット
・艶感を味わえるのは最初の数年
・光の加減では眩しい場合がある
・安っぽく見える場合がある
艶なし塗料
🚩メリット
・経年による見た目や風合いの変化が少ない
・自然で高級感ある仕上がり
・日本風の家にとても合う
🚩デメリット
・艶ありに比べ汚れが付きやすく劣化が早い
・塗料の種類やカラーが少ない
・艶あり塗料を調整して艶なしにできるが価格が上がる
まとめ
今回は塗料の艶あり・艶なしについて説明しましたが、
どちらでもいいよという方は艶がある分、耐久性が高い「艶あり」を選ぶことをおすすめします
また、色見本はなるべく屋外で見ていただくと艶の感じや色味のイメージがわかりやすいかと思います
艶ありも艶なしもそれぞれメリット・デメリットがあります
艶ありの方が耐久性は数年長くなりますが、結局はお客様の好みで選んでいただくのが後悔のないリフォームに繋がるかと思います!
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