無敵の屋根材「一閃」のデメリット
2024.03.11 (Mon) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市の屋根リフォーム・屋根工事・雨漏り専門店の名倉ルーフです!
前回に続き石付きガルバリウム鋼板「一閃」についてのブログです
今回は一閃のデメリットについて説明していきます
どんな屋根材もメリットデメリットは付き物です
良さも悪さも理解した上で自分に合った屋根材選びをしましょう🏠
一閃のデメリット
ストーンチップの剥離
一閃は表面にストーンチップ(天然石)がコーティングされています
ストーンチップが施工中や施工後に剥離(剥がれ落ちる)することがあります
加工や移動時にストーンチップが剥離することを考え、
新品の時点で余分にストーンチップがコーティングされているため
余分な石粒が落ち切ってから完成とも言われています
施工後3~6ヶ月ほどで剥離は収まるので安心してください
へこみやすい
0.35㎜のガルバリウム鋼板にストーンチップがついている
一閃は他の屋根材に比べて厚みがないことに加え、
野地板との間に空気層ができる構造となっています
そのため踏むとへこみやすい箇所が多くなります
ですが屋根材をしっかり理解している職人ならどの位置が安全か
把握しているので踏んでしまいへこませることはありません
また、台風などの災害や気候でへこむことはありません
継ぎ目が多い
他の金属屋根材に比べて継ぎ目(ジョイント)が多いのも欠点です
一閃の働きの長さは1.3m程で短めのため横の継ぎ目が多くなります
継ぎ目が多いと止水性能が低いということになりますが
前回記事でお伝えしたように一閃は水密性が高く、
散水試験により大雨でも漏水がないことが実証済のため
継ぎ目が多くても問題ありません
コストがかかる
一閃に使用されるガルバリウム鋼板はトタンに比べ
耐久性は上がりますが高価であり、更に表面には
天然石ストーンチップが独自技術により施工されており
他の金属屋根材に比べ価格が高いのがデメリットです
しかし一閃は高耐久性でメンテナンスフリーであるため
屋根塗装と足場工事を何度も行うことを考えたときに
ライフサイクルコストで考えるとむしろお得かもしれません
認定施工店が限られている
一閃は一般販売がされておらずルーフタイルグループジャパン登録
認定施工店のみが取り扱いができます
適正な施工技術と信用がある業者が認定施工店と認められます
地域によってはこの認定施工店が近くに無いこともあるため
認定施工店が限られていることもデメリットの1つとなります
まとめ
当記事を含め、3つの記事に分けて
石付きガルバリウム鋼板「一閃」を解説いたしました
デメリットももちろんありますが、
軽量・高耐久・高耐候・遮音・遮熱・構造
メリットがたくさんある一閃は人気急上昇です!
一閃も1つの検討材料にしてみてはいかがでしょうか☺
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