スレート屋根のチェックポイント
2023.10.12 (Thu) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市の屋根リフォーム・屋根工事・雨漏り専門店の名倉ルーフです！
前回に引き続き、屋根点検時の
チェックポイントをお話していきます！
前回の記事はこちら☞悪天候後の屋根チェック
前回は”瓦屋根”についてでした
今回はカラーベストやコロニアルとも
呼ばれる「スレート屋根」について
薄い板状の屋根材を重ねて施工されており
しっかりメンテナンスをすれば
約20～30年の耐久年数があります
詳しくはこちら☞スレート屋根材
大雨や強風、台風など悪天候後に
屋根チェックをして屋根の不具合を
早期発見できるようにしましょう
スレート屋根のチェックポイント
①棟板金の浮きや釘の緩み
棟板金の下には木下地が入っており
棟板金は釘で固定されています
釘が緩むと棟板金が屋根から浮き上がり
隙間から雨水が侵入していきます
隙間ができた棟板金は風の影響を
受けやすく、強風や台風の際に
折れ曲がったり飛んでしまいます
②棟板金の色褪せ・サビ
棟板金は板金なので金属製です
表面が塗装されていますが
劣化により塗装が色褪せしていき
最終的にはサビてしまいます
サビた金属は穴が開いたり
棟板金の飛散にも繋がります
③屋根材のヒビ・割れ
飛散物やなんらかの力が加わり
スレート材にヒビや割れが発生します
そこから雨水の侵入へと繋がります
割れたスレート材が強風などにより
飛散し、二次災害に繋がる場合もあります
少しのヒビ程度なら応急処置で
コーキングをしておくと雨漏りを防げます
④屋根材の色褪せ・カビ・苔
劣化により色褪せが起こると
耐久性はもちろん撥水性能も低下します
撥水性能が低下し、水捌けが悪くなると
カビや苔の発生へと繋がっていきます
劣化による色褪せは防げません
こまめに屋根塗装をすることで
色褪せを防ぐことができます
スレート材自体の劣化が数枚なら
その数枚を差し替えできますが、
屋根全体に劣化がある場合は
“屋根カバー工法”をおすすめします
(※葺き替え工事もできますがスレート屋根はアスベスト入りが多く、アスベスト処分費がかかります。)
カラーベストなどスレート屋根の
施工事例は☆こちら☆
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