瓦屋根のイメージ
2024.01.08 (Mon) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市の屋根リフォーム・屋根工事・雨漏り専門店の名倉ルーフです！
みなさんは”瓦屋根”にどのようなイメージがありますか？
「重くて震災の時が心配」
「メンテナンス費用が高そう」
「重厚感があり瓦屋根独特のデザイン性がいい」
様々なイメージがあるかと思います💭
弊社代表は、静岡県に数十人しかいない
「一級かわらぶき技能士」の資格所持
また、「瓦屋根診断技士」「瓦屋根工事技士」
の資格を持つ瓦屋根のプロです🏠✨
瓦屋根についてわからないことはありません！
そんな瓦屋根のプロがいる名倉ルーフが思う
瓦屋根のメリット・デメリットを
みなさまにお伝えしようと思います(^^)/
瓦屋根のメリット
①高い耐久性
瓦屋根の耐久性の高さは最大のメリットです
焼き物なので瓦自体の経年劣化はほとんどなく
瓦の耐久性は約50年～とも言われます
日本古来の神社やお寺に瓦が使われていることから
瓦がいかに丈夫で長持ちなのかわかりますね
②断熱性・遮音性に優れている
瓦屋根は屋根下地と瓦の間に空気層があります
空気層があると外からの熱が室内に伝わりづらいです
湿気もこもらないため冬の結露も起きにくくなります
夏は涼しく、冬は暖かいのが瓦屋根の特徴です
次に遮音性ですが、
トタン屋根など金属は雨音や鳥の足音がとても響きます
瓦屋根は素材が粘土のため音を吸収してくれます
③優れたデザイン性
伝統的で威厳のある古風なものからモダンなものまで幅広いです
瓦特有の高いデザイン性は他の屋根材では表せません
近年ではより多くのデザインの瓦が出ており、
昔ながらの家屋だけでなく今風の洗礼されたデザインもあります
瓦屋根のデメリット
①耐震性が低い
瓦のイメージで1番多いのがこちらではないでしょうか
地震の際に瓦がバラバラと屋根から落ちる映像を見たことあるかと思います
実は、震災時に瓦が屋根から落ちるのは構造上正しいことだったそうです
昔の工法では瓦は固定されておらず、地震などで揺れたとき
建物が崩れる前に重い瓦をわざと落として建物を守るためです
現在は瓦屋根の工法規準が変わり、瓦はすべて釘打ちされています
躯体がしっかりしていて瓦の重量とバランスが取れていれば
揺れに耐えられるようにはなっているのです
関連記事☞今と昔の瓦屋根の違い
②費用が高い
瓦は他の屋根材に比べて単価が高いため初期費用は高くつきます
ですが瓦は瓦自体の耐久性がとても高いため、
他の屋根材に比べメンテナンス回数が少ない傾向にあります
瓦屋根のメリット・デメリットをお伝えしました(^^)/
瓦屋根は耐久性が高いですがメンテナンスいらずというわけにはいきません
関連記事☞瓦と漆喰の耐久年数の違い
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