空手の瓦割用の「瓦」はネット通販で買えます。でも、「瓦屋根」は屋根専門店にお任せください！｜現場ブログ｜名倉ルーフ

空手の瓦割用の「瓦」はネット通販で買えます。でも、「瓦屋根」は屋根専門店にお任せください！

2024.02.09 (Fri) 更新

みなさん、こんにちは(^^)/

今回は、空手の世界でよく見られる迫力満点のパフォーマンス、瓦割りについて書いてみようと思います。

今回の記事を書くにあたっていろいろと調べてみると、瓦割りにチャレンジできるお店があったり、自宅で瓦割りができるセットの通販があるなど、瓦割りは意外に人気があるようです。ちなみにこういったパフォーマンス用の瓦はそれ用に販売されており、探してみると某巨大通販サイトでも「割れやすい瓦」として販売されていました。レビューを見ると「綺麗に割れる」とおおむね高評価。イベント等で披露すると場が盛り上がるということで人気のようです。（屋根屋からすると「もったいない！」と思ってしまうんですけどね。）

Wikipediaではこんなことも記載されていました。

『「瓦は、屋根を守るためにつくられているもので、そう簡単に割れる物ではない」という先入観を利用し、割った時の音や特に視覚的なインパクトを重視している。』

そうなんです、『瓦は丈夫』そういう私たちのイメージが、このパフォーマンスの見栄えに一役かっているのだと思います。瓦の種類によっては耐用年数が50年から100年というものもあり、日本最古の瓦は飛鳥時代のもので元興寺に使用されている瓦とされています。飛鳥時代の瓦が令和の現在にも使用されていると聞けば、そのすごさがわかります。

自然災害の多い日本を瓦が守ってきてくれたのだと改めて思います。

そんな丈夫な瓦屋根ですが、メンテナンスが不要というわけではありません。

1．下地材等の劣化

屋根の頂上にある「棟瓦（むねがわら）」を固定している漆喰は20年程で寿命を迎え、経年劣化により剥がれてしまいます。

2．瓦屋根のズレ

台風や地震により瓦がずれたりします。

3．ヒビや欠け

何かが空から落ちてきて、瓦が欠けることも可能性としてもゼロではありません。そのまま放置すると雨漏りだけでなく、瓦の落下の可能性もあり、ご家族やご近所、通行人にも危険を及ぼします。瓦屋根が落下して隣の家の車に傷をつけってしまったというトラブルも実際にあります。定期的な診断、点検をすることをおすすめします。

瓦屋根のメンテナンスが必要な理由はこちらのブログでも紹介しています。

瓦屋根であればずっとメンテナンスがいらないの？

瓦屋根についてのご相談は、元々瓦職人であった弊社代表が務める名倉ルーフにお任せください。瓦屋根はもちろん、お客様にあった屋根材のご提案も可能です。浜松市原島にあるショールームでは、屋根材を実際に見ることもできます。ぜひ一度足を運んでみてください