再エネ・リフォームの話
2025.11.03 (Mon) 更新
みなさん、こんにちは(^^)/
静岡県浜松市・磐田市 屋根リフォーム・雨漏り・防災専門店の名倉ルーフです!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
前回「ゼロ円ソーラー」について具体的に見てみましたが
他にも「太陽光発電」「再エネ発電」などの言葉をよく耳にするようになりましたね。
屋根リフォームを検討中の方の中には気になるワードになっていることと思います。
今回は前回見た「ゼロ円ソーラー」も含めて
屋根リフォームと再生可能エネルギー(再エネ)導入の最新事情を
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自宅の屋根に太陽光を設置するメリットと注意点
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「ゼロ円ソーラー」の仕組みと実際のところ
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太陽光以外の再エネ発電の選択肢
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導入前に知っておくべきポイント
などを中心に考えていこうと思います。
屋根塗装・外壁塗装を検討中の方、これから「屋根リフォーム」を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
① 自宅の屋根に太陽光発電を設置するという選択
近年、太陽光発電の設置件数が大幅に増えています。
気象庁のデータによると、浜松市の年間日照時間は約2,300時間。これは全国でも上位に入るレベルです。
日照時間が長く、発電効率が高い地域には、効率の良い再エネ導入選択肢の一つです。
また昨今発電パネルの低価格化も、促進を後押ししている要因にもなっています。
屋根リフォームと同時に太陽光パネルを設置することで、屋根の寿命を延ばしながら、電気代の削減も期待できます。
特に、屋根葺き替え工事と同時施工にすることで、防水性・耐震性・発電効率を最大限に高めることが可能になります。
屋根リフォームと太陽光設置を同時に行うメリット
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足場設置費用を一度で済ませられる(平均で約20万円の節約)
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屋根の状態に合わせて最適なパネル配置ができる
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防水処理を新しくすることで雨漏りリスクを防げる
私たち名倉ルーフでも、屋根リフォームと太陽光設置を同時に行うお客様が増えています。
② 前回も取り上げた「ゼロ円ソーラー」って?
最近話題の「ゼロ円ソーラー」。名前の通り、設置費用が“0円”で導入できると聞くと、非常に魅力的ですね。
しかし、ここには契約条件と運用ルールがあるのでご注意ください、と前にもお伝えしましたね。
なので繰り返しにはなりますが、
多くのゼロ円ソーラープランは、「設置費用は業者が負担し、10年〜20年間の発電権を業者が保有する」仕組みです。
その期間中は発電した電気を自由に使えず、契約終了後にパネルが自分のものになるケースが一般的です。
ゼロ円ソーラーのメリット
・初期費用がかからない
・導入ハードルが低い
・災害時の非常用電源として役立つ
デメリット・注意点
・契約期間中は電気の売電利益を得られない
・契約満了後の撤去費用やメンテナンス費が発生する可能性
・悪質業者によるトラブル報告もある
実際にご相談の中でも、「契約内容が曖昧で後から費用を請求された」という声がありました。
契約を結ぶ前に、必ず複数業者の見積もりを比較し、信頼できる会社を選ぶことが大切です。
③ 太陽光のほかにも導入できる再エネ発電はある?
太陽光だけが再エネ発電ではありません。最近では、以下のような選択肢も増えています。
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家庭用風力発電:海沿いの磐田市や浜松市南区など、風が強い地域に向いています。 形状も大規模風力発電のようなプロペラ型ではなく、小型でコンパクトなものも出ています ので、これからの需要が見込まれています。また、天候が悪くソーラーが発電しないときでも、風があれば発電可能なので、ソーラー発電との併用も効果的です。
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エネファーム(家庭用燃料電池):都市ガスやLPガスから電気とお湯を同時に作るタイプのもの。
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ソーラーカーポート:車の駐車スペースに太陽光パネルを設置することで、発電+愛車保護が可能です。
屋根の形状や向き、風通し、日照条件を考慮して、最適な発電方式を選ぶことがポイントです。
④ 再エネの実態はどうなの?
「再エネ=お得」とは限りません。実際のところ、導入後のメンテナンス費や機器の寿命を考慮すると、
10年以降にようやく採算が取れるケースが多いです。
例えば、太陽光パネルの耐用年数は約20〜25年ですが、パワーコンディショナーは10年ほどで交換が必要になります。
その費用はおよそ15万円〜25万円(今後値上がる可能性も)。これを知らずに導入してしまうと、思わぬ出費になることもあります。
また値段だけでパネルを選択してしまうと、海外製の粗悪品の場合もあり、10年も経たずに発電しなくなるケースも報告されています。
そして、設備の廃棄には処分費用が課せられています。産業廃棄物の中でも重金属を含む一番コストのかかるゴミとなります。この処分費用も、設置者に課せられますので、導入の際には充分配慮することが必要です。
再エネ導入で失敗しないためには、「導入時のコスト」だけでなく、「維持・管理コスト」「廃棄コスト」を含めて計画を立てることが大切です。
⑤ 導入する前に知っておくべき必須項目
屋根リフォームと再エネ発電を同時に検討する場合、以下の3点を必ず確認しましょう。
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屋根の耐久性
太陽光パネルは1枚あたり約15〜20kg。屋根材の種類や劣化状況によっては補強工事が必要です。 -
保証内容とアフターサービス
施工後の保証期間が10年以上あるか、定期点検が含まれているかを確認しましょう。 -
地域補助金・自治体制度
浜松市・磐田市では、再エネ導入を促進する補助金制度があります。条件を満たすと、最大10万円以上の支援を受けられる場合もあります。
⑥ 今後の住宅の在り方、暮らし方。
これからの住宅は「発電する家」「エネルギーを自給する家(オフグリット・ハウス)」へと進化しています。
災害時にも電気を含めた家庭内インフラを使えるようにしておくことは、家族の安全を守るためにも重要です。
(もちろん社会インフラの整備は、国や行政機関が促進しなければいけない重要課題です)
私自身、昨年の台風で地域一帯が停電になった際、太陽光+蓄電池を導入していたことで、
夜間でも照明・冷蔵庫・スマホ充電が使えました。
その時、「エネルギーを自宅でまかなえることの強さ」を実感しました。
屋根リフォームは単なる修繕ではなく、これからの暮らしを守る“投資”だと考えましょう。
⑦ まとめ
屋根リフォームと太陽光発電、そして再エネ発電の導入は、将来を見据えた賢い選択です。
ただし、業者選びや契約内容を慎重に確認しなければ、思わぬトラブルや出費を招くこともあります。
ポイントは以下の3つです。
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屋根リフォームと同時に太陽光を検討することでコストを抑えられる
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ゼロ円ソーラーは内容をよく理解してから契約する
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信頼できる地域密着の専門業者に相談する
今回はすこし硬いお話になりましたが、エネルギーについて家族とも話し合っておくのも大切です。
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